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転倒事故初七日 現場に厳重な警備

2015年01月07日

 

【新唐人2015年1月7日】上海の外灘(バンド)で大晦日の日に起きた転倒事故から1週間。6日で初七日を迎えました。事故現場には死者の冥福を祈ろうと遺族らが訪れましたが、わずか5分の時間しか与えられませんでした。

 

初七日の6日、遺族らが花を手向けに事故現場を訪れました。現場では大勢の警官が警備に当たり、他の人が近づけないように何重もの柵が設けられました。さらに、遺族に与えた時間はわずか5分でした。

 

遺族

「政府はずっと真実を言わない」

 

家族を失い、悲しみにくれる遺族らの心をさらに刺激したのは当局です。事故当時の状況に関する説明をしようとしないのです。

 

死者の妻 範萍さん

「今 私の最大の望みは政府が説明してくれることです。夫は病院に入る時は生きていたのに、なぜ 24時間待たされた後、葬儀場で対面することになったのか。病院の誰もが中の状況を言ってくれない」

 

イギリスの新聞「インデペンデント」は泣き崩れる遺族の写真とともに、「上海転倒事故発生後、警察はデマを流したとして数十人を逮捕した」、「逮捕のほか、上海の宣伝・審査マシーンがすでに動き始めた」と報じました。

 

フランス通信社AFPは、転倒事故の遺族を取材しました。

 

死者の姉 李雋さん

「母は精神が崩壊しました。皆 とても悲しいです」

 

アメリカの「タイム」誌は警察の写真とともに、転倒事故発生後、上海当局は批判の声を消そうとしていると報道しました。

 

遺族によると、当局は未だに事故発生の原因について説明していません。また、当局は職員を派遣して尾行、監視しており、遺族らが滞在するホテルの外にも武装警官が配置されています。あるメディアの記者は中に入るために遺族に扮したそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/06/a1166849.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

 

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